こんにちは。八木伊吹雪です。オタク雑記記事記念すべき第1回はFate/Grand Orderより、キャスターのサーヴァント、スカサハ＝スカディのモーションに登場するルーンを占い師が分析してみた！という記事になります。ルーンの勉強になるかどうかは正直謎です！
ちなみに弊カルデアにスカディはいません；；真・女神転生Ⅲ HDではスカアハ、スカディ共にめっちゃお世話になりました…。
※この記事はゲームを楽しむ一ユーザーの個人的な考察記事です。公式とは一切関係ございません。勝手に深読みし、勝手にこうじゃないかとはしゃいでいるだけです。あくまでもエンターテインメントとしてお楽しみくださいませ。
さて本題。まず注目したのはBusterコマンドカードを選択した際に、敵にビーム（？）で刻むルーンと、スカディがダメージを受けた際に体の前に出しているルーンです。
下に記載しているのはルーンの意味です。
Busterカード攻撃時のルーンは雄牛のルーン、被ダメージ時のルーンはイチイのルーンです。
（カタカナ語の読みは省略して書いています。民族・言語圏による表記ゆれがまどろっこしい上、占いで読みを伝えても大して意味がないと分かってからはカタカナ語読みを行わなくなったからです。気になる方は調べてみてね）
雄牛の牛は家畜ではなく野生の牛です。角がある牛を横から見た姿を表しています。（多分。左側が頭です。少なくとも私にはそう見えます）
牛は基本のんびり屋さんなイメージですが、このルーンに描かれる牛のイメージとしてピッタリなのは闘牛でしょう。ポジティブな意味ならいけいけどんどん、怖いものなし。健康。ネガティブな意味なら暴走、ブレーキがぶっ壊れている。体を壊す。と言ったところです。最も威力の高いBuster攻撃にこのルーンを持ってくるなんて…分かっているな…と初めて見たとき感心したものです。
次にイチイの木のルーンですが、私がお客様に説明する名称は“防御のルーン”なのです。ここで書いてしまうとあまりにもそのまますぎてつまらないので別の意味を持ってきましたｗすみませんｗ
イチイと書きましたが、こちら正確にはセイヨウイチイになります。同じくFGOに登場するアーチャーのサーヴァント、ロビン・フッドの宝具になっているのもこのイチイです。
（ロビンは他作品にも出てくるのですが、今回はFGOだけに焦点を絞っているのでこのように記載しています）このルーン及びイチイの木がなぜ防御を表すのかというのは完全に自己解釈ですが、樹齢が長く大きく成長するイチイは生命の象徴とされており、古くから教会やお墓に植えられていました。教会も墓場も人間の生活や魂に密接に関わる部分なので、そこにある大きな木に“守護者”という属性がつくのは自然な流れかなと思います。あとこの木からロングボウを作ることもあるので、戦いを“守るためのもの”と解釈した結果という考え方も出来るかも。同じ（略）ウィリアム・テルは弓矢を使って大事なものを守るために戦いをしたわけですし。
次にExtra Attack時にスカディの周りに回転しながら出るルーンを見てみます。こちらは光っていて見にくい上に一瞬しか出てこないので、全て拾えている自信がないのですが、大体こんな感じのものがありました。
これらが選ばれた理由に深い意味はないと思います。いっぱい並べることで攻撃に魔力をたくさん込めているよ！くらいで。っていうか数個普通に見落としていると思うので、参考程度に見てください。
そしてこの記事の構想段階であることに気がつきました。実は雄牛のルーンの部分で感心はしながらも、実の所こうも思っていたのです。
（威力の高い攻撃なら雄牛のルーンより分かりやすいルーンがあると思うんだけどなぁ…）
そして今まで出てきたルーンをピックアップしてみると出ていないあるルーンがあったのです。それがこの4つ、
実際はこれ以外にも出ていないものはあるのですが、この4つにはある大きな特徴があります。
これらのルーンはそのもので北欧の神を表します。左から順に
・アース神族そのもの、またはアース神族最高神（＝オーディン）
・軍神 テュール
・豊穣神 フレイ
・雷神 トール
となります。
スカサハ＝スカディが持つ“魔術を行使する女神、影の国の支配者”という部分は彼女に付与されたスカサハの要素です。本来のスカディは「忌まわしき巨人スィアチの娘」つまり、女の巨人です。FGO作中ではこの両者は由来が同じという部分を持つが、完全なイコールの存在ではなく、互いに影響を与え合い混じり合ったという解釈を取っています。
北欧の神と巨人は敵対関係にあります。敵対する立場の神々が行使するルーン魔術をスカディ自身は使えないと考える方が自然です。スカディが魔術を使ったという話もありません。しかし、スカサハの要素が混ざったことでこの魔術の行使が可能になっている訳です。ただ、あくまでも魔術を使えるこの状態は巨人のスカディにとってイレギュラーなので、自覚のあるなしは置いといて、北欧の神を表すルーンを使用出来ない制約がかかっており、不完全な状態での行使なのではないかと私は思っています。
それでもめっちゃ強いですけどどういうことですか？という疑問を持つ方もいらっしゃると思うのでお答えすると、行使するルーンがオーディンが9日9晩逆さ吊りになって授かった原初のルーンだからでしょう。現代に伝わるルーンと形は意味は同じですが、なんせ神代の産物なので、そこに含まれている神秘の力が桁違いな訳ですね。逆に現代で占いの道具として充分機能を発揮するルーン文字って一体…。
ところでさっき挙げた4つのルーンが戦闘時のエフェクトの中に入っていて、単に私が見落としていただけだとしたら、この記事の後半はぜ～～～～～～～んぶ忘れてくださ～～～～～～～～～～～～～～い！！！！！！！！！！（血涙）なおせっかく苦労して書いたのに非公開にするのはあまりにもったいなくて悲しいので非公開にはしないと思います。
さて、いかがだったでしょうか。ルーンの入門にいいだろうと思って軽く見てみよ～くらいのノリで書いてみたものの、思っていた以上にボリュームのある内容になってしまいました。個人的にめっちゃオタクが好きそうな記事にはなったと思います。少なくともオタクはめちゃくちゃ楽しかったです。Fate世界におけるルーンについては他にもキャスニキの話とか、それこそ原初のルーンの話とかまだまだ色々記事にしたいですね…！
最後に大事なことを重ねて述べておきます。これはゲームを楽しむ一ユーザーの個人的な考察記事です。公式とは一切関係ございません。あくまでもエンターテインメントとしてお楽しみいただければ幸いです。八木伊吹雪でした。
出典：Fate/Grand Order material Ⅶ
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