シャドウワーク占星術を受けた話
- 伊吹雪 八木
- 3月10日
- 読了時間: 7分
ブログの更新はお久しぶりとなってしまいました。八木 伊吹雪です。
せっかくドメイン買って自由に物書き出来る場所を手に入れてるんだから、もっとちゃんと活用しないとなと反省した次第。
早速反省から始まる前置きはこの辺にして、本日は“シャドウワーク占星術”を体験してきた話をしようと思います。
【シャドウワーク占星術とは】
神保町アルケミアに所属する 間 黒翼 先生によるオリジナルメニューになります。
以下間先生のX(旧Twitter)の引用です。
シャドウワーク×西洋占星術のオリジナル鑑定です。
・自分の感情コントロールが難しい
・生きにくい
・人を信じれない
・人間関係がうまくいかない
・恋愛がうまくいかない
・ふとした言葉で心に負担がかかる
・怖い、めんどくさい、とすぐに感じてしまう
・家庭環境の悪さ、いじめ、DV、ハラスメントで心が痛んでしまっている方
・人生を生きやすくしたい、何より自分自身を諦めたくない
そんな方へ向けた鑑定です。
出生図から傷や、思考パターンを理解し、傷つきやすい&不安に感じやすいポイントを深掘りします。
そこから自分がしまい込んでいた心の痛みを知り、認知の歪みを修正し、心をクリアリングします。
心をクリアリングすると、自分の願いが叶いやすく、欲しい環境や人を自分に引き寄せることが出来ます。
あなたの辛かった人生を、シンデレラストーリーに変える事ができるものです。
なんや眉唾なスピリチュアルの話ですかい?難しいなよく分からないなという方へ
ディズニーピクサーの『インサイド・ヘッド』という映画を見てください。
シャドウワーク後に映画を思い出したなら「『インサイド・ヘッド』じゃね?」ってなるし、映画を観た後にシャドウワークを受けても「『インサイド・ヘッド』じゃね?」ってなります。(※個人の見解です)
非常に分かりやすい教材と言ってもいいくらい、この映画は自分の心の痛みを知り、それをクリアリングし、前に進む過程をとても丁寧に描いています。
ネタバレはしたくないのでまだ観ていない方はぜひ観てほしい。
【『インサイド・ヘッド』について少し…】
ライリーは、笑顔が素敵な活発な11才の女の子。彼女の頭の中には5つの感情が存在する。ライリーを楽しい気持ちにすることが役割のヨロコビ、嫌いなものを拒絶する役割のムカムカ、腹が立った時に怒りを爆発させる役割のイカリ、危険からライリーを守る役割のビビリ。でもライリーを悲しませてしまうことしかできないカナシミの役割だけは謎に包まれている…。
そんな感情たちは、頭の中の司令部で、ライリーを幸せにするため日々奮闘していた。ある日ライリーは、住み慣れた大好きなミネソタを離れ、見知らぬ街サンフランシスコで暮らし始める。不安定になった彼女の心は、感情たちに思わぬ大事件を起こす。
(Disney Blu-ray&Digital より一部引用)
物語の主軸となるライリー(映画の主人公自体はヨロコビなのでこう書いてます)は11歳の女の子だったので約90分の映画で完結出来たのでしょうが、シャドウワークの大変なところは“いい大人がこれをやるところ”にあります。
【腰は壊すと“終わる”話】
8年くらい前の話ですが、私の母が腰を壊してにっちもさっちもいかなくなり、私が仕事の傍ら半分介護のような生活をしていた時期がありました。
1か月ほどやったホテルのベッドメイキングパート業務が原因だったのですが、
腰を痛める→腰をかばって背中に力が入る→背中を痛める→体幹がダメになるので力仕事が腕頼みになる→肩や腕を痛める
とまぁこんな感じで雪だるま式に体のあらゆるパーツがダメになっていったそう。怖すぎ。
ですが、実は心にも同じことが言えます。私が抱えていた一例は、
上司や先輩といった目上の人に意見が出来ず、極度に自分を押し殺してしまう
という現状のみに目が向いていたのですが、実際は、
母と対話が出来ず、否定されたりマウントを取られ続けていたことから“母=逆らえない人=目上の人”という認知の歪みが生じており、母に対して持っている心のブロック、恐怖、諦めなどを“目上の人”カテゴリに当てはまる人全てに向けていた。
ということが判明したのです。いや拗れかたがデカすぎる。
心の腕の痛みしか分からなくて病院に行ったら、対処しなければいけない本当の原因は心の腰痛だったんですね。
ここまで拗らせると、いざ治療となってもそう簡単に治るものではありません。母の腰痛の治療期間がどんなもんだったかは忘れましたが、半年以上はかかっていると思います。壊すのは一瞬なのに…。
何年何十年単位で歪んで腐っていった心の痛みの治療は、体の治療よりもっと時間がかかります。
しかもタチが悪いのは“悪い・痛いところが自分では分からない”ことも珍しくないこと。沈黙の臓器こと肝臓くんもびっくりです。
そしていざ心の痛みと向き合うと…非常に苦しい。苦しいから向き合いたくないですし、逃げたくもなります。
【治療せよ、現代人】
私は会社員時代“ギックリ腰予備軍”だったので整体に通っていたのですが、整体の先生曰く
「普段過ごしていると、どんなに気を付けていても体に歪みは出てくる」
そうです。体でさえそうなのです。心なんてどっか歪んで当然なんです。
なのに、心の歪みや痛みには鈍感な人が多いです。
そういう社会構造のせいというのもあると思うのですが、鬱やトラウマをはじめとした心の歪みや痛みもギックリ腰や虫歯みたいに、当たり前に補正したり治療するのが浸透する世の中にならないといけないんじゃないかなと思います。
幸い時代は変わってきました。虐待・過労・パワハラ・妊娠出産、あらゆる場面で起こる心の不調が世に知られ、認識されるようになってきました。寛容になったとはまだ言えませんが、心の治療をすることを恥じることなどありません。
でも心の治療はギックリ腰なんて比較にならないくらい、自分にかかる負担が大きいです。
「モンハンやろ~!」なんていうカジュアルなテンションではとてもすすめられない覚悟のいるプログラムですが、やらないよりはやった方が絶対にいいと思います。
「体の不調は治さないより治した方がいいですよね。治さないままで起こるいいことって何かありますか?」
これは私がうつ治療(※現在寛解済)を受けるにあたってドクターから言われた言葉です。
ワーク中は過去と傷と子供のころに置いてきた心が痛くて苦しくて、涙と鼻水まみれのそれはそれはひどい有様でしたが、間先生は全てを受け止めてくださいました。とても素敵な先輩です。
ただ「1回目:40分、2回目:50分、3回目:60分」という推奨された時間指定は守った方がいいです!
モニターだからといって2時間ぶっ続けでやった私の真似はしない方がいいです!多分特殊な訓練を受けています(?)
根気強く真摯に向き合ってくれた間先生にはありがとうしかない。
【おわりに】
ぶっちゃけ当初は少しでも集客につながるように、Xにて感想をポスト、ショート動画作って宣伝、くらいで考えていたのですが、得たものと痛みがあまりにも大きかったので、構想をすべてボツにして今回感想をログにしたためることにしました。ほんとすいません。私ってば何にも分かってなかった。
プログラムを受ける側の覚悟についてはすでに述べましたが、プログラムそのものが「全てを受け止める」という間 黒翼の覚悟で出来ています。
全力でこの覚悟に応えたいと思った結果がこの記事です。ここまで読んでくれてありがとう。長くてすいません。重い女だからついついこんな感じになっちゃうのよね。
この記事が集客に繋がるかと言ったら正直微妙だと思います。(今更「アルケミアでお待ちしてまーす!^^」ってテンションになるのはちょっとおかしいしw)なんかめんどくさそうだ、ちょっと怖い、と敬遠してしまう方もいらっしゃるでしょう。
ですが、“体の痛みと同じように心の痛みと向き合うこと”の重要性についてはもっと沢山の人に考えてもらいたいなと思っています。そこだけは絶対に伝えたくてめちゃくちゃ時間をかけました。
薬はあくまでも自身の体調をフラットに戻すもの。根本的な原因にメスを入れないと、また同じような状態に陥ります。何度くじけても、どれくらい痛くても、自分含め誰も幸せになれないループからは脱出しなければいけません。
今まで関わってきた人のため、これから出会う人のため、なにより自分自身のためです。
私のシャドウワークはほんの入口にすぎません。
一朝一夕でなんとかできるほどの小さな傷ではありません。
ただこの傷がなかったら今の私はありません。
自分自身の痛みや歪みとこれからも戦い続けながら生きていきます。
そしていつか誰かを心から癒せるといいな。
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