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チャリティーイベントとまっしろ三十路

2024年4月24日、所属している神保町の占いサロンアルケミアにて能登半島沖地震の復興支援チャリティーイベントに参加してまいりました。

残念ながらパートの休みが取れずワークショップには参加ができなかったのですが、おみくじや占い道具のフリマがあるということだったので、

「なにかいいものがあったらいいな」という思いからパート終わりに神保町を訪れました。


占い師のくせに当日「フリマで何かいいものと巡り合えますか?」というカード占いをするのを忘れていたので、職場の休憩時間に裏紙でサクっとジオマンシーをしました。紙とペンがあれば出来るので便利ですねジオマンシー。


出たシンボルは「アルブス(白)」運勢は吉、公正や純潔がキーワードになります。

「白というキーワードが出たのだから、意気込みも計画性もゼロ、まっさらな気持ちで行こう」

そう思って本当に軽いノリで行くことにしました。

常に「晴れてるんだからこの日に洗濯しよう」「〇時までにこれを済ませて夕飯のために買い物して」と計画をみっちり立てて過ごす私としては珍しい日だったと思います。

チャリティーイベントではルエナやよい先生の素敵な水晶ブレスレットをお迎えいたしました!

白いものに縁がある日だと思っていたので、中央のペガサス水晶はまさに運命の巡りあわせといっても過言ではないのでは…?

なんかすっごいキラッキラな写真撮れた…水晶さん張り切ってるのかしら。


チャリティー価格ワンコインでルエナ先生に手相も見ていただきました。

内容はざっくりまとめると「これからの未来はどうにでもなる、子供の手」とのこと。

私は今年30歳を迎えました。30歳を「ババア」として扱う人は少なくなかろうと思うのですが、私にとって30歳は自分のやりたいことが自分の力で出来るようになってきた年齢です。

本当に今が一番楽しいですし、自分の中の大きな挑戦として占い師として特定の場所に勤めるというチャレンジが出来たことを幸せに思っています。


“女はクリスマスケーキと一緒。26を過ぎたら型落ち”なんていうのはもう死語のようなものだと思いますが、まだまだ“若さ”という枷に縛られてしまう人は多くいると思います。

22歳まで学校で学ぶ人が多い今の世の中では、30歳はようやくスタートを迎えた部分だと思うのです。

本当に、まだまだこれからです。世間の呪い、自分に課してしまっている呪いに打ち勝って、色んな挑戦・経験をしていきたいですし、これを読んでくださった皆様も呪いを跳ねのけてほしいなと思っています。


そして“真っ白”についても少し。

昔から「あんたはいつもボーっとして…」と母に言われて育ってきました。そんな風に言われるものですから、ボーっとしていることは悪いことではないかと何となく後ろめたさを感じてきていました。

いや身の回りのことを率先して全部先回りしてやっちゃうわ、何かにつけてダメ出しばかりされるので自分の言いたいことややりたいことを言いたくなくなっちゃっただけなんですよ…


でも、真っ白、ボーっと“無”でいることっていいもんですね。

肩肘張らなくていいので楽にアクションを起こせますし、何が起こっても対応できるし、計画が遂行できなかったと落胆しなくてもいい。元々ないんだから!

イベントのすべてを余すことなく体験しようとして「ワークショップに参加できず、一日中いられないのならイベントに行く意味はないのでは?」とイベント参加を諦めなくてよかったです。行ってなかったら水晶さんに出会えなかったもの…。


「あなたはまだ何も分かってないんだから言うとおりにしておきなさい」と永遠にマウントを取られ続けて嫌になったり、長い人生経験から得られた知見が眩しかったり羨ましかったりで、“若い”ということにコンプレックスがあったのですが、

私はまだまだ真っ白。未知数で、何にでもなれる。そう考えるとこの子供の手もいいもんだなと思うのでした。



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