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ホロスコープで心が救われた話

ごきげんよう。八木伊吹雪です。

ハッキリ申し上げましょう、諸君。私はネガティブだ。


暗いニュースを見ればすぐに心が落ち込むし、SNSでは「不快にさせたらどうしよう」という思いから人とろくに絡めず、歩道を歩けば「車や自転車が突っ込んできませんように」と終始不安に駆られ、家に帰れば「あの会話ミスった」と反省会をして落ち込み、言わなきゃいいのにこういう気持ちを吐露しなければなんだか後ろめたくてこの仕事に向き合えない。とにかく普段は気難しく、テンションは低め、物静かで暗い陰キャなのである。どうしようもない。


学生の頃母親や明るいタイプの友達から「そんなんじゃダメだよ。明るく前向きにならないと」と言われたり、自分でもこんなんじゃよろしくないと思っていたので、新年度の目標に

「ネガティブシンキングを捨てる」

などと書いたことがありました。今振り返ると「捨てる」とはまたなかなか極端な表現にしたなと思います。


その結果どうなったかと言うと…もちろん無理でした(笑)

少し頑張ったのだろうか…?正直覚えていないのですが、自分がまず最初に考えることを否定していく作業がしんどく、数日と持たなかったのではないかと言う気がします。


そんな経験を経て何年か経った後、ホロスコープを勉強しているということで見てもらう機会がありました。

星占いとして一般的に使用する誕生日から分かる星座は“太陽星座”と呼ばれるものであり、生年月日、出生時間、出生地が分かると、太陽だけでなく様々な惑星に星座が割り振られていることが分かります。

その時に知った私の月星座は蠍座。太陽山羊座×月蠍座です。しかもかなりの数の惑星が山羊座に当てはまり、明るさの象徴たる火属性の星座を1つも持っていなかったのです!

(八木的には 火>風>水>土 の順番に明るくて華やかだと思っています)

ちなみに土曜日生まれであるというダメ押し要素も判明しました。どんだけ土の属性に恵まれてるんでしょうか。ホグワーツに入学するとしたら確実にハッフルパフでしょう。時計塔なら鉱石科かな?


そして更に自分で調べてみるとこの組み合わせ、根暗でネガティブ、明るい所が全くないなどとどこかのブログに書いてありましたwwwいやこれはもうwwwもはや笑うしかなかったwww(もちろんその暗さには理由があってとしっかりフォローもありました!)


根暗でネガティブとまぁボロクソに言われた訳ですが、不思議なことに私の心は救われてしまったのです。チョロイな。

ホロスコープは生年月日、出生時間、出生地という変わらない要素を使用して作られるものです。つまり生まれ持っての気質は変わることはないという解釈が一般的です。(自分の不得手な部分を補うのに出来る事は、自分が持っていない気質を持っている人と関わることだけと私は考えています)

「そうか、根暗でネガティブなのは自分自身が持っている変わらない気質なんだ。なんだ、私はそのままでいいんだ」

と、世間的にはよろしくないとされる自分をホロスコープは肯定してくれたのです。これがタイトルにある「ホロスコープで心が救われた」ということだったのです。タイトルからするとなんかオカルトチックな感じがしますが、蓋を開けてみるとなんてことはない内容ですね…(笑)神秘的なお話を期待されていた方がもしいらっしゃたらすみません(汗)


先日こんな記事を読みました。「自己肯定感」をムリヤリ高めても「悩み」は消えない!というものです。まぁ「そりゃそうだ」という感じですが、私が過去にやろうとしていたことはまさにこれだったわけです。自分の生まれ持っての性質に逆らって生きるのはなかなか無茶なことでした…。いやしかし直そうと頑張って高いお金支払ったりする前に気づけて良かったな…。特にネガティブな人は「自分が後ろ向きなのは悪いこと」と思っている方が殆どだと思います。だからこそ直さなければならないという意識が強く、こういった胡散臭いセミナーとかに付け込まれやすかったりするので気をつけましょうね…。っていうかこういう弱みや不安に付け込むビジネス本当にやめてくれ…。マジで許されない…。


就職活動における自己分析とか、診断サイトとか、自分を見つめ直すコンテンツは世の中に色々ありますが、その1つとしてホロスコープリーディングは占い師という職業であることを差し置いても結構オススメしたいです。何よりオタク的に自分の属性とか分かったりするとテンション上がりません?

自分の生まれ持った性質を知りたい、見つめ直しをしたい方は試してみるのをオススメしてみます。もしそれが私に聞いてみたいということであればありがたいですね。

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