top of page

ポケモンは私の人生だけでなく脳まで変えた(多分)

こんにちは。八木伊吹雪です。

突然ですが、私はポケットモンスター、略してポケモンが大好きです。幼少期に「欲しい!」と親にねだったらしく(小さすぎて覚えてない)、物心ついた頃からゲームボーイで『ポケットモンスター 緑』をプレイしていました。それから今に至るまでシリーズは全てプレイしています。約25年ほど遊び続けているので、このゲームは私にとってほぼ人生と言っても過言ではありません。

いきなり何の話をしているんだこいつは?と思われるかもしれませんが、ちゃんと占いの話に繋げますよ。無理やり(笑)

先日私の職場で上司がこんなことを言っていたのです。

「記憶力の限界って18歳までなんだってさ。やっぱ雇うなら若い人だよね。おじいちゃんとか、俺たちみたいなおじさんはダメだよ」

そのおじいちゃんには不慣れなパソコン仕事を任せていたのですがその是非は置いといて…。ほんまかいな。と思って調べたら出てきました(リンク先別窓)。ビジネス関連のページですが、論文へのリンクもきちんとあるのでいいでしょう。

「ほぼどの年齢においても、ある能力については向上が、ある能力については低下が見られる」

研究チームは、10歳から90歳までの数千人を対象に、単語の暗記、顔の識別、名前の記憶、計算といった能力について、調査した。結果、年齢に関係なく、ほぼすべての年齢で、常になんらかの能力のピークが来ることがわかった。


18歳でピークを迎える能力というのが、総合的な情報処理能力と記憶力だそうです。

しかし私的には本当にそうだろうか?という気持ちです。一体なぜか。私は現在アラサーですが、今や900匹を超えるポケモンの名前、姿、タイプ、とくせい、大体の能力値(私はこの子は体力が多かったな~くらいのものです。ポケモン廃人と呼ばれる人たちは正確な数字まで覚えている…)等々あらゆるデータを覚えているんです。単に覚えただけでなく、継続して記憶に留め続け、なおかつ今も覚え続けているのです。(記憶薄い子もいるし、さすがに最近全部は答えられなくなってるな…老いたか…?と落ち込んでいるのですが、もしかしなくても900は多すぎるだけではと気づいた)


うーん書きながらも我ながらちょっと怖い。もちろん受験勉強のようにカードとか作って毎日暗記に励んでいるわけではありません。むしろ丸暗記は私の大嫌いな勉強方法です。

私のポケモンに関する記憶の割合は、2,3割が攻略本で読んだこと。7、8割がプレイしての思い出です。私は元々記憶力が良く(月と木星が蠍座だからかな?)、「あ、ここ本で読んだな」ということ自体を割と記憶できる方なのですが、やっぱりプレイしての思い出(=エピソード記憶)が占める割合は本当に大きいです。そしてエピソード記憶は何年時が経ったとしても頭から抜け落ちません。


例えば「フシギダネ」というポケモンを見たときに私が思うのは、『緑』で選んだ最初のパートナーであること、『リーフグリーン』でもパートナーにしたこと、『Let's GO ピカチュウ』ではトキワの森を探し回ったこと、ぴょこぴょこ跳ねながら後ろをついてくる姿が非常に可愛いこと、ポケモン図鑑の番号は001、タイプはくさ・どく、とくせいは“しんりょく”…と全て思い出に根付いたことばかりです。

幼少期からポケモンで訓練されたのか、はたまた私の脳みそが元からこういった記憶に特化しているのかは分かりませんが、新しいジャンルにハマるたびにキャラクターの名前や曲名、キャストさんのお名前などをすいすい覚えていくことが出来ています。学校で新しいことを日々習っているわけではないので、記憶容量が趣味に全振りされているだけかもしれませんし、これから何十年も経ったら覚えにくくなったり、忘れていくのかもしれませんが、その時はその時でなんとかします。でもおばあちゃんになっても覚えてるんじゃないかな…。

「オタクやばwwwでも私生活ではこの記憶力活かせないんだよなwww」と馬鹿にしたり、あるいは自嘲する人もいることでしょう。ただ私の場合はこの記憶の定着方が息をするように行われているので、結構…いやかなり私生活でも役立っています。

私は普段BtoC(Business to Customer)のインターネット通販でお仕事をしているのですが、いつもこのメーカーの商品を大量に買っていく常連のAさん、支払いがとにかく早くて文章の丁寧なBさん、この前文句言ってきたCさん、ブラックリスト入りのD(敬称なしw)…といったように各お客さんとどういうやり取りをしたのかという思い出を元にお客さんの名前を記憶しています。仕事を進めるうえで非常に役立ってます。


カードや星占いなどを勉強して覚えていく際にこの方法で記憶していくことは是非ともオススメしたいです。そのために必要な方法は実占です。ある程度本を読んだら実占あるのみです(そして行き詰ったら本に帰る)。趣味でやっていく、これからどんどん勉強していくのであれば本を見ながら人を占ってもいいのです。たどたどしくても構いません。最初はみんなそんなもんですから。(学者先生だって色んな本を読みまくってソースを引いてくるんだから、プロは読まないという訳ではなく、見えないところでもっと読んでます)

「凍結、停止を意味すると本で読んだ氷のルーン」という基礎知識に「彼氏が欲しいと友達を占った時に氷のルーンが出てきた(実話)」というエピソードがつけば、もっと楽しく、分かりやすくお勉強を進めることが出来ます。ただ頭に詰め込んでいくだけっていうのは作業的としてしんどいですからね。


そして記憶力というものに関してもう1つ重要なことがあります。それは「きちんと引き出す訓練を怠らないこと」です。「え~っとアレ、なんだっけアレだよアレ…」現象を防ぐために必要な作業です。突っかかった引き出しを上手いこと開くよう調整してやるのです。

ポケモンの記憶が強く定着しているのはこの訓練も繰り返し行っているからではないかと私は分析しています。野生のポケモンとして飛び出してきたり、相手のトレーナーが出してきたり、グッズが発売されたり…ポケモンたち1匹1匹を思い出す機会に非常に恵まれているからだと思っています。ありがとうゲームフリーク、ありがとう任天堂。最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は2022年11月18日発売です。(勝手に宣伝)

占いであれば自分でカードを引いて占うなどしてカードに触れる機会を定期的に作ったり、漢字なら定期的に自分でノートに書いてみたり、クイズゲームで遊んだり、出来ることはたくさんあると思います。その工夫をあれこれ考えて試してみるのも楽しいと思います!


記憶力というものは覚え方を工夫したり、定期的に思い出す作業を行っていれば、筋肉と同じで何歳からでも鍛えられるし、ただ衰えていくばかりなのを防ぐことが出来るのではないかと私は思います。だから、年齢を理由に新しいことにチャレンジしないこと、自分の衰えを正当化すること(職場でこれやられて仕事ぶん投げられたりするの本当に腹立つよねマジd以下略)はやめたほうがいいんじゃないかなと思うのです。

だってあなたにもあなたの脳にも無限の可能性があるのだから、諦めてしまったら勿体ないではないですか!



最新記事

すべて表示

チャリティーイベントとまっしろ三十路

2024年4月24日、所属している神保町の占いサロンアルケミアにて能登半島沖地震の復興支援チャリティーイベントに参加してまいりました。 残念ながらパートの休みが取れずワークショップには参加ができなかったのですが、おみくじや占い道具のフリマがあるということだったので、 「なにかいいものがあったらいいな」という思いからパート終わりに神保町を訪れました。 占い師のくせに当日「フリマで何かいいものと巡り合

サンリオキャラクター分析!

こんにちは!オタク占い師の八木伊吹雪です。 本日は4年に一度の閏年ですね。閏年関連で何か占いに関係するお話を皆様されると思うのですが、私はオタク占い師ですので、全く別の視点からお話をさせていただきます。 2月29日はサンリオキャラクター、白い犬の男のコ、ポチャッコちゃんのお誕生日なのです! というわけで今回はポチャッコちゃんが所属するユニット、はぴだんぶいの占星術キャラクター分析を行ってみたいと思

bottom of page