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リドル・ローズハートと乙女座分析

ツイステッドワンダーランドに登場する個性豊かな生徒たちを、西洋占星術の観点から分析してみるブログ記事第19回になります。前回のオルトの記事はこちら


今回はリドル・ローズハート寮長を特集します!リドルくんおめでとうございます!!


2021年9月17日のジャミルから初めてとうとう1年経ち、完走するに至りました…!(1日間違えてすっぽかしたけど…カナシ…)

久しぶりの乙女座なので、今までのおさらいとはまた違った感じになりますね。では早速見ていきましょう。


【基礎データ】

期間:8月23日~9月22日

属性:土

区分:柔軟宮

支配星:水星


【基本的性格とリドルの分析】

およそ1年前のジャミルの記事 ではリーダー向きではないと書いちゃいましたが、人の役に立つことが好きな部分が活きてくると、リーダーになったりします。

“人が求めている姿に自分がなるべきだ”といった場面でしょうか。好きって書いちゃったけど、実際のところやっぱり自己犠牲的な精神は大きいと思うので、自分を大事にしてほしさはあります…。こうやって書いて改められるなら苦労しないんですけどね…!(自分も含め)

お母さんから求められたのなら主席にも医者にもなれるし、実際なれるだけの実力を持っているのがリドルくん。というか教育方針か何かを巡ってお父さんとお母さんの仲が良くないようなので、「僕がお母さんを支えないと。満足させないと」という思いでいるのかな~~~~。子供は親からどんなに不当な扱いを受けていても親を守り続けてしまう生き物なので…。

1章読んだ時からしんどい…しんどい…と思ってたんですが、6章で「迷っているなら1つに絞らないで全部やればいいじゃない」とアズールに言われたことで心境の変化があったりするのかな~~~とか色々考えちゃいます。素敵なハッピーエンドに繋がればいいなツイステッドワンダーランド…。


小言が多いのも乙女座の特徴です。嫌いな人は勿論、好きな相手に対しても愛ゆえに小言が多い。良く言えば気配り上手、悪く言えば過干渉。ハートの女王のルールに則った部分以外にも服装とかそういった一般的規律にも厳しいのがリドル。どこで言ってたか忘れてしまったというか、割と常にエーデュースの2人によく小言を言っている気がします…wあいつら特にヤンチャ坊主だからな…。なお小言が多いのはジャミルも一緒。お母さんかな?


乙女座さんは怒るとネチネチ言うことが多く、絶対に怒らせたくない相手。しかし土属性なので腹の立つことがあってもすぐにその場で言い返したりせず、結構陰で色々愚痴ったり、一気に爆発することが多いです。4章ジャミルのキレ方は乙女座の怒り方って感じ。

その反面リドルはというと超が付くほどの瞬間湯沸かし器。その辺りは怒りを司る火星が火属性なのかな~~~とか思ったりします。太陽星座が乙女座なだけで、月をはじめとした他の星座は火属性が中心なんじゃないかなと思います。個人的予想は怒りっぽく、不平不満がすぐ顔に出る牡羊座。


【余談。乙女座のモデルとは】

ここから先はツイステとは外れた完全に余談になりますので、ここで読むのを終えてしまって大丈夫です。

乙女座のモチーフはギリシャ神話の豊穣の女神デメテルだと私は子供の頃本で読んだのですが、大人になってから占星術を勉強し始めたらデメテルだけでなく、デメテルの娘でありハデスの妻でもあるペルセポネや、正義の女神アストライアも説として出ています。


本当に諸説あるみたいなので、断定するのはナンセンスかなとは思うのですが、八木は一貫して乙女座=デメテル説を推します。っていうかアストライアは持ってる天秤座が天秤なんだからそれでいいじゃない!2つ一気には贅沢よ!(私情)


デメテルにはデーメーテール・テスモポロス=掟をもたらす者」という意味の別名があり、法の女神の側面を持っています。農耕をすると自ずとルールが生まれてくるので納得ですね。土を耕すのは体力のある男がやった方がいいそうしようとか、春は忙しいから頑張ろうね、でも夏はヒマだから仕事は休もうとかそういうやつ。出典。ゲームの動画だけどメガテンだからある程度の説得力はあると信じている。)

アストライアが乙女座のモデルとして候補に挙がってきたのは法の女神という面からだと思うのですが(天秤座も近くにあるし)、それって元々デメテルが持っていた要素から派生したものだったりしない?って思うのです。アストライアってどっちかというとギリシャよりローマの方が人気あるイメージあるし…。


それから乙女座という星座に関して。乙女座の一等星スピカ(青くてキレイな星!)はギリシャ語で「穂先」を意味する単語から名前が取られています。娘のペルセポネーも豊穣神の側面はありますが、彼女を描く際に良くアトリビュート(西洋美術において伝説上、歴史上の人物または神話上の神と関連付けられた持ち物。その物の持ち主を特定する役割を果たす。持物(じもつ・じぶつ)ともいう。出典:Wikipedia)として描かれるのはザクロです。口にしたことで冥界から帰れなくなったとされるものです。黄泉戸喫(よもつへぐい)ってヤツね。

乙女座を語るうえでスピカは必須の星だと思うので、穂先という名前からすると、絵で表すなら自然と小麦といった穀物になります。穀物というモチーフが一番合うのはデメテルなんじゃないかなぁと思います。ちなみにアストライアのアトリビュートは目隠しと天秤。なので彼女が持つ神話の背景として適しているのは乙女座より天秤座だってやっぱり。

星座に紐づけられた神話から考えると一番整合性が取れているんじゃないかなぁと思うので、私は乙女座=デメテル説を推し続けます。星の勉強をする上で本物の星と、人々が紡いできた神話は無視できない存在だと思うので、全部まとめて考察するのが一番良いと思います。


ところでリドルが法の女神の側面を持つ乙女座であることにめっちゃエモさを感じます。法を順守するというイメージなら天秤座でもよかったのではと思うのですが、リドルには天秤座が持つ柔軟性、世渡りの上手さというのはありません。あえてそのままの表現にするのですが、彼は頭が固いので、根っこはやっぱり土属性だなと思うのです。土属性は皆固いぞ!だってやぞ?固くないわけがないだろう。


さて1年に渡って連載してきたツイステキャラ分析も本日で終わりとなりました。やった~~~~完走した~~~~~!!!!!!

しかしこれからどうしよう…と思ったのですが、随分前にノートに書いた「ブログで書きたいものリスト」を見たらほぼ何も達成できてなかったので、そこから片付けていこうと思います(笑)

もうすぐ“いぶきのやしろ”も1周年。引き続き頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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