ツイステッドワンダーランドに登場する個性豊かな生徒たちを、西洋占星術の観点から分析してみるブログ記事第18回になります。前回のカリムの記事はこちら
今回はレオナ・キングスカラー先輩を特集します!レオナさんおめでとうございます!
「へぇ…レオナさんって獅子座なんだ…分かっているな…」という所から書き始めた連載なので、やっとレオナさんの番が回ってきたなという気持ちです!
サバナクローを推している人が身の回りに多い気がするので結構緊張しますね…頑張って書いていきます!
【基礎データ】
期間:7月23日~8月22日
属性:火
区分:固定宮
支配星:火星
【基本的性格とレオナの分析】
獅子座といえば一言でズバリ言うと目立ちたがり屋。特有のオーラがあるのか、派手で存在感抜群です。リーダーにはすぐ立候補。立候補する理由は、人の役に立ちたいとかそういうアレではなく、ただただ目立ちたいからw
特に支配星である火星に獅子座を持っている人の目立ちたがりたさは群を抜いています。芸能人を目指す(目指したい)と思う人も多く、このタイプの人はスカウトされるより自ら舞台に上がって注目を集めたがる傾向があるのではと思います。
自分の事を価値ある存在と周りに認められていることが一番の喜び。褒められれば褒められるほど伸びていくタイプです。ちょろいとも言う。根っこの明るさは火属性ゆえの特徴だなと思います。
サプライズが大好きで、お祝いをするときは派手であればあるほどいい!!相手の喜びより自己満足の方が勝ってしまいがちなので、気合入れてお祝いを考えるときは何卒お気をつけください。レオナさんは豪勢なお祝いには飽き飽きしているみたいですが、祝われること自体は別に嫌いじゃないみたいですね。
ところで獅子座って超ネアカじゃないですか…?レオナさんってあんな感じだけど…?と思ったそこのあなた。ツイステッドワンダーランド2章『荒野の反逆者』を読みましょう!!
レオナは第二王子です。どんなに努力をしても一番にはなれず、周りに認められることはなく、兄を褒めるためのダシにされる。
悔しい、あまりにも悔しいですね。自分が目立つためなら努力を惜しまない獅子座さんはそれはそれはもう努力を重ねたと思います。キングスカラー家が個人の能力を見て評価をする柔軟な考え方の家であればどんなに良かったことでしょう…。
注目されたい、周りから認められたいという気持ちが強かっただけにこの境遇は彼の心を折るのに充分だったと思います。
なのでレオナ・キングスカラーとは言わば…獅子座の良い持ち味を出すことが出来ず、腐ってしまった“獅子座オルタ”といった感じではないかと…。
例えば水属性であれば現状を受け入れて流されるまま生きる方が楽だなと思いそうですし、風属性はそもそもしがらみを嫌うので逆に「王様なんて面倒なだけ」と安堵してるかもしれません。土属性であれば、悔しさはあるけれども第二王子という身分に上手いこと収まって完全に兄の補佐にまわるでしょう。それから目的達成のために手段を選ばない非常さを持ち合わせるところがあるので、兄と甥の失脚、あるいは暗殺なんてことを実行に移すかもしれません。(実際4章でいいところまで企てたバイパーさんは土属性たる乙女座だったなァ…)
個人的にレオナさんが腐ってNRCでゴロゴロしているのは、ライオンの習性や固定宮が持つ「自分は出来るだけ動きたくない」という性質よりは、情の方がほんの少し勝っているのではないかと思います。獅子座さんはなんだかんだ人が好きです。だってまず自分のことが大好きなんですから。恋人、お友達、理解者、信頼できる部下、自分のファン、憧れの人などなど。たとえ渇望している王の座を手に入れたとしても孤独には耐えられません。
だから悔しい思いが小さな火種としてくすぶり続けているだけで、その先に進むのは難しいのです。っていうか進まないでねお願い………。スカーの治世って結局ハイエナたちだって幸せにならなかったんだからね………。
3年生で留年してNRCから出ないのは、4年生で待っている研修を避けるためでしょう。キングスカラーという姓であれば王家の人間であることはすぐに周りに知れ渡ります。そうして色眼鏡で見られる。「あの人ほら…あの第二王子だよ…こんなところに職業研修に来てるなんてやっぱり王様にはなれないんだね…」などということを裏で言う人も少なくないでしょう。それがとても怖いんだろうなと思います。実際おおらかで自信満々なフリをしているだけで根っこは臆病な人という人が獅子座さんにも多いです。
この広い社会には“ただのレオナ・キングスカラー”として実力と功績と価値を認めてくれる人(肩書に左右されないというよりは、相手が王子とか乞食とかそんなんどうでもいいわーって言う、世間から見れば変わり者でしょうね)が必ずいると思います。社会は広いぞ本当に。ただそんな人に実際出会えるかどうかは勇気を出してみないと分からないですね。認めてもらえなかった時期が長かっただけあって、その勇気を出すことが出来るのかというのは私も非常に気になるところではあります。(未来が描かれることはゲームという特性上ないと思うので、妄想するだけにしておきます…w)
以上レオナ・キングスカラー先輩の分析でした。結構重めの内容になった気がします。オーバーブロット経験者はその内面の掘り下げがしっかり行われているため自然とこういった傾向の記事になりがちですね。
火属性全体の特徴をまとめた+αの部分に関しては8月14日のオルトの記事で書かせていただきます。次回もお楽しみに!
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